次の読み聞かせに

次の読み聞かせにあなたが世界を変える日

3年前から地球温暖化防止活動のボランティアに参加している私
昨年までとは違い
多くの方が興味を示し、活動が活発になってきた事は大変嬉しいことです。

さて、この紹介する本は
11年前、12歳の少女が、リオの地球環境サミットで語ったスピーチが書かれています。
三万人もの人が参加し、各国の代表者が集まる場所で
12歳の少女が訴えた事は
何が自分にとって大事であるかということ。
森や海が大好きだということ
健康である為にはきれいな空気や水が必要であること
自分の将来について恐怖をいだいていること
経済人としての義務や政治家の義務より、
まず親として、祖父母としての責任を果たしてほしいということ
自分たち(サミット参加者)のくだす決定が、
ほかならぬ子どもたちに影響を及ぼすということを思い出してほしい

ということを訴えました。

その反応は凄いもので
参加者達は立ち上がり涙を流しながら彼女を祝福したそうです。
ロシアの前大統領ゴルバチョフさんや
後にアメリカの副大統領になるゴアさんが駆け寄って
サミットでいちばんすばらしいスピーチだったとほめたたえたのです。

*あなたが世界を変える日 
セヴァン・カリス=スズキ/著 ナマケモノ倶楽部/編・訳(学陽書房) より一部抜粋

ゴアさんといえば、「不都合な真実」の本、映画でもご存知でしょう
地球温暖化防止活動の活動をされているのは
これがきっかけだったのかもしれませんね

このスピーチの内容を読むのもいいですが
実はこの本
これにいたるまでのエピソード
そしてその後の彼女の活動も書かれているのです。

5年生で子ども環境運動ECOを結成し
友達と環境に関しての活動を始めます。
このきっかけとなるのは
8歳の時、ご両親とでかけたアマゾンへの旅。


これらを読んで
思い出したのは
先日消防士になった女性と
保育士になった男性へインタビューをした時のこと。

彼女、彼の今があるのは
まぎれもなく子どものころの経験からでした。

そしてスピーチした彼女のきっかけもまた8歳の時の経験から


つくづく人間には経験が必要だと感じ
私は何を経験してきただろうか
私の子どもは、何を経験しているだろうか。。。。
と思ったのです。

今月の六年生への読み聞かせは
この本にきめました。



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