妙に昨日、納得してしまったところは
セラピストに対して攻撃をしてしまう人の例
自ら進むんだ!と決めて進んでいるうちに
「なぜ進まなくちゃいけないんだ」
「このままで何が悪い」
と自分で進みたかったはずなのに
あたかも人に無理やりさせられているかのようにセラピストが攻められる時
どうするか~
なんて事が妙に耳にはいってきました。
この場合、いったいクライアントに何が起こっているかわかるでしょうか。
私たちは体温って36度くらいですね。
あつーいサウナに入っても
大きな冷凍庫にある冷凍品を扱う仕事についていたとしても
周りの気温によって変化する事はありません。
逆にもし周りの気温に応じて変化してしまったら
私たちは健康を維持する事はできないでしょう。
私たちの体は
健康に保つように
機能しているんです。
実はこれが脳の潜在意識の中でも起こるんですね
それが先ほどの事例
新しいことをはじめようと思い
昨日までの自分と違うことをした
そんな時、なんだか居心地の悪いような
ことってないでしょうか
「よーし明日からダイエットのために食事制限するぞぉ
」
と頑張り始めてみても
「このくらいはね・・・」
からはじまり
「別に健康に害があるわけでもないしー」
「人に迷惑掛けてないしー」
「いいじゃんこのままでも~」
と言うようになってきて
挙句の果てに
「これが私なのよ」
「個性ってうやつ」
「いいのいいの」
なんてね・・・
元通りの体型。。。
ならいいのですが
リバウンドしちゃったりなんかして
これは何が起こっているのかというと
進もうとすると同じ位の力で引き戻そうとする力が働きます。
それを石井さんがいうには
「現状維持のメカニズム」とおっしゃっています。
子供の頃、
なにか新しいものをしようとした時
母親から
「危ない危ない、気をつけて!」
「危ないから止めなさい」
なんて言われた経験はないでしょうか。
これは決して悪気があるわけではなく
むしろ「子を思う親心」
これが私たち自身の中で起こってしまうもの
それが、変わろう!と思っていた自分を
前へ進めなくさせてしまう根本的理由
つまりセラピストを攻撃するのは
現状維持のメカニズムが潜在意識の中で働いているわけで
そこを理解していれば
セラピストは冷静に
「あぁ~ このひとは今こうなんだなぁ」
と対処ができるわけです。
さて、
いつでもどこでも
どんな人にでも
セラピストとしての話の聴き方ができるよう
冷静に
物事の真実
を、見て行きたいものです