おとなのステキ研究室

２年前？に赴任された校長先生が
「元気のない子が多かった」
そこで考えたのが、
多くの子が好きなドッジボールを朝、行なうという事だったそう。

事例にでたA君は
それまで１週間に１回は遅刻していたのだとか
朝ドッジが始まってからは、
ドッジボールがやりたくて、早く学校に来るようになったそうです。
おまけに２年前のA君は、ちょっとぽっちゃり。。。
今ではすっきり、２年前がウソみたいでした。


ここの学校では休み時間にマラソンもしていて
その結果、身体を動かすからお腹が減ります。
残すことの多かった給食も
好き嫌いをしなくなり残さなくなったのだとか
（給食を残す子が多いのも問題の一つになってる学校事情）

また、身体をよく動かすので疲れて早く寝るようになり
９時間以上の睡眠平均も上がったそうです。

それと
子供が朝食をとらない原因の一つに
親が朝食を作らない（仕事で・・・）があるため

この学校では、なーんと
子ども自身が朝食を作れるように
学校で栄養指導をしたり、
生徒達からの朝食レシピ集なども作ってるんですって！

A君も自分で作ってました（すご～い）

A君曰く
「いろんなことにチャレンジする力がついてきた」
といっていたのが印象的

きっとそこまで・・・と思う方もいるかもしれませんが
私はA君の言葉に成果を見ました。


肝心の学力は・・・言ってたカナ＾＾；


さて、ここでいろんなことを考えたのだけど
こういう事が出来るのも
この学校に赴任された校長先生の存在が大きいでしょう！

校長先生がね、女性なのですよ。
私は「だからこそだぁ」と思ったのです。


数年前にやはり朝食をとってこない子のために
学校で朝食を用意するようになったというニュースを見たときは
「これでいいのか・・・」
「そうするしかないのかな・・・」
と複雑な思いでした。

一般的に考える事といったら
「親に自覚を持たせることが第一！！」
「朝食をとらせるようにすること」
そのためにアンケート結果をお便りにしたりね
参観会で取り上げてみたりとかね

でも、親は変わらないって！


その点、ここの校長先生はすごいわぁ

柔軟に変化できるのは子供たち
子供たちが変わることによって
もしかしたら親が・・・・・（ここはあまり期待できないかな）
１０年後、この子たちが大人になった時に
変化が起こるんじゃないかと期待しているのかもしれません。


１０年後ってあっという間。


まだまだ「諦めない」「いける」
は各地で起こってるんだなぁ
と嬉しくなった朝のニュースでした。


この学校の校長先生に会いた～い


長い文を読んでくださった方
ありがとうございました　m(_ _)m
共感していただいたらもっと嬉し～い