『福祉』の意味をはじめて知りました

じゃんねぇ

2011年05月25日 08:30


昨日は、民生委員児童委員協議会総会と
研修会が行われ、それに参加してきました。

研修会では
愛知教育大学の岡本一夫先生による
『民生委員・児童委員が関わる 地域福祉の計画と実践』
というテーマの講義を受けてきました。

そこでとても印象に残っていることは
今さらですが
『福祉』
という言葉の意味についてです。


『福祉』という言葉について

実はあまり考えたことはありませんでした。
いざ『福祉』ってなに?と問われたら
「弱者に対しての補助すること」と答えるかもしれません。

『福祉』について学んでいる方以外なら
もしかしたら私とあまり変わらない答えかもしれません。


今回の講義の初めに
「福祉って、なに」

と投げかけられ、初めて語源を知ることになったのです。
『福祉』の「福」の字は酒を現すそうです。
「祉」の字は神を祭ってあるところの酒を置くところなのだとか
つまり、神にお礼を言う常態=幸せな状態 を現すのだそうです。
(↑私の聞きかじり解釈ですので違っていたらごめんなさい)


『福祉』=しあわせに生きる
ということで

『福祉』の語源は
①中国の「易林」
   後漢の明帝の永平5年(A.D62)  
   (なんと卑弥呼の時代にあった言葉ですって)

②Welfare(ウェルフェア)
   造語:「well= よく」+ 「fare=生きる」

の二つから来ているそうです。



苦しんでいる人を助けるという限られた人に対しての言葉ではなく
みんながより良い暮らしができるようにしていくことが本来の『福祉』の姿なのです。

それを聞いて
『福祉』って素敵な言葉だったんだなぁと
初めて認識したわけです。


一部の限られた人たちだけじゃなくて
みんなが今より少し幸せと思える社会作りが福祉なんですね。


今回の講義
もう少し余裕を持って聞きたい講義でした。

総会の後では
長時間にわたるので疲れてしまい、
集中できない私がいました。
内容の20%くらいしか記憶に残っていないかも。。。
もったいないです!

研修当日の流れやしくみ、講座の内容量についてなど
私も良くありがちなことだなぁと
こちらも勉強になりました。

何にしてもどこへ行っても学ぶことがたくさんあります。

しあわせに生きるために学ぶことも福祉ですね。


しばらく「福祉」がマイブームの予感


さて、今日はどんな福祉に出会えるかな

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