研修について

私が以前仕事で伺っていた
大手警備会社では、
もちろん社内講師がたくさんいらっしゃいました。
けれども、それは専門職での講師として または 
各自が支店・営業所へ戻った時の、OJT講師として活躍されていました。

専門外の研修に関しては、その道の専門家を使っておりました。

ここでの注意点はたとえ専門家であってもまかせっきりにはしないこと。
しっかりと会社の考え方を伝えてください。
社員の現状や、いかに育てたいのか、この研修では何を望んでいるのか、
最終到達点はどのレベルなのか、を伝え
双方納得のいくカリキュラムを作ることが大事です。


さて、外部講師をお薦めすることの理由にこういった理由があげられます。
社内の講師が担当した場合
 ① その後の社内コミュニケーションに大きく影響を与える
 ② 知らず知らずのうちに社内のクセがついている
 ③ 受講者以外の社員にも波及効果がある


①に関してはデメリットばかりでなくメリットも大きいかと思われます。
「指導してくれたあの先輩のようになりたい。。」と尊敬の念を持つことができるのはいいことです。
そう思われた社員はますます自分自身を磨くことにも繋がりますしメリットとなります。

指導者としては、今後の関係に遠慮して、言いたいことをいえない(男性社員が女性社員に対して)
指導しても(いつものことと)聞いてくれない という問題も抱える場合があります。

また、社内講師が行う時の注意点として②があげられます。
一番考えられるのは、知らず知らずのうちに、その会社風のクセがついていることです。
例えば言葉遣いでは
「ご苦労さま。」という言葉を敬語だと思い込み、平気でお遣いのところも出てきてしまうわけです。

このようにほって置いたら、いつの間にか間違ったものに伝わっていく可能性があります。

できれば年に一回でも外部の講師を入れて見直しをされるといいと思います。
それがつまりは③に繋がっていくわけです。


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全ては私の中に^^(2011-03-23 08:30)

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