中学校の読み聞かせにて

中学校の読み聞かせにて今日は中学校の読み聞かせボランティアに参加してきました。

名古屋でCOP10が開催しておりますので
それにちなんだお話

私が大好きで、今でもTVで流れるスピーチを見ては涙する
リオの伝説のスピーチと言われたスピーチを紹介しました。


今日伺った教室は中学3年生の教室
「いま名古屋で開催されている国際会議“COP10”って知ってる?」
と投げかけましたら
残念ながら知ってる生徒はいませんでした。
「生物多様性」という言葉を使うと、その言葉は知っているという生徒が1,2名いました。
わが家の子どもも中3です。

高校受験の準備での勉強はしていますが
受験に関係のない事に関しては知ろうとしていないので
この現状は仕方のないことかもしれません。
(一週間前に小学校に読み聞かせに行ったときには
「COP10]について知っていた子どもが1,2名いました)


さて、「あなたが世界を変える日」は
今から18年前
当時12歳のカナダの少女セヴァン・カリス=スズキが
ブラジルのリオ・デ・ジャネイロで開かれた
国連の地球サミットでのスピーチが書かれています。

当時、彼女のスピーチ後、居並ぶ世界各国のリーダーたちは
立って彼女たちを拍手でたたえ、その映像を見ているものにも
感動をあたえた伝説のスピーチです。


スピーチにありますが
環境について考えているのは
大人たちだけれど

地球の未来の為
今の子ども達の為
未来の子ども達の為

の会議なのです。
だから、
子ども達の将来のことを世界各国はどうやって考えてるのか
知る機会でもあるんです。

「どんなこと話し合ってるのかなぁ って関心を向けてみてね」

と教室を後にしました。


当時12歳だった彼女もいまは30歳
COP10の開催にともない
NHKで現在の活動を含めた様子を特集していました。

「世界を変える」「変えられる」と思っていた18年前
いまはそう思えないと語っていたのが印象に残ります。
けれど
18年前の自分自身がそうだったように
子ども達には可能性があるのだとも語っていました。


本来の質問しない、説明しない、感情を移入しないことが
読み聞かせの基本だったりしますが

今回はちょっと投げかけてみました。
自分達の住む地球について
自分達の未来について
少し関心を持ってみてほしいな と


クマが民家に、普通の道路に出てくる現状
ブナの木が枯れていることが原因の1つとのこと

COP10でも「ブナ枯れ」について話されていました。

既に身近な問題であることに
目をそらしてはいけないなと感じています。



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