おとなのステキ研究室

本を読んであげるんだ！子供のために！！
なーんて私は思ってやっていないの

何のためにやっているかなんて
自分のため　ですよ。
私自信が「読み聞かせ」が好き。
だからやってま～す。

ボランティア、自己満足の世界でしょ？
なんておっしゃる方もいらっしゃいます。
そうね、そのとおりかも＾＾

私は
自分の気に入った絵本を
子どもたちに紹介したい
こんな世界があるんだなぁ
なんて新しいチャンネルが出来たらステキ

と思っていますし


子ども達のキラキラした目に出会えることが
何より幸せ
そのキラキラパワーといったら
子どもに勝るもの　ないんじゃあないかしら（笑）


さて、いつも自己満足の世界でやっているかもしれない
絵本の読み聞かせボランティア
今日の絵本は
画像のこの絵本
「このよでいちばんはやいのは」


本を読む前に
「昨年、いろんな絵本に出会いましたが
その中で、この絵本は私のベスト１の絵本です。」
とみんなに絵本を紹介。

みんなが知っているお話キャラから
「うさぎはカメよりも速い」という視点からはじまり

そこから動物、海、空、人間は作ったもの、自然と
視野は広がっていきます。
新幹線以上のスピードで走る車、旅客機、あたりまでは
子ども達は声を出していますが
音、地球の自転、人工衛星あたりで静まり返ります。
その後、宇宙船、太陽を地球が回る速度、光
そして最後のところへ読み進むまで
子ども達真剣に見つめています。
最後、「なにかわかるかな？」
投げかけたところで
最後読みすすめます。

そしてさらにさらに最後のページ

一番最後がステキ☆

も～　だいすき！！！

目を閉じて聴いてもらいます。

私も誰かに読んでもらいたい！
そのくらい好き（笑）

この本で私がすごいと思うところは
身近なところから視点がはじまり、それが宇宙へと広がっていくところ。
そして、最後には自分自身に視点が戻ってくるところ。
宇宙への広がり、それが自分の中にもある。
自分自身の無限さ、価値観そういったことを気付かせてくれる
そんなところがすごい！なんて思うのです。
たった２８ページの絵本のなかにそれが詰まっているんです。


読み終えたあと
読み聞かせには慣れっこになった子供達のつぶやき聞こえました＾＾
「今日はおもしろかったぁ」

('-'*)ふふ　そうですか、どうもありがとう。
心の中でつぶやきながら

今日（今学期）の読み聞かせは終わり

みんなみんな
自分の中の自分だけの大きな海を
たいせつにしよう
のびのびと泳ぎまわろうね