Aさんの話 ①

Aさんの話 ①ゲシュタルト療法にエンプティチェアがあります。
今の問題点について
原因を探る時
この手法を使うことがあります。


さて
「コミュニケーションカウンセリング」(通称コミュカン)の受講生の中に
20代に入ったばかりの男性Aさんがいらっしゃいました。
Aさんは、コミュニケーションがとても苦手
引きこもりをしばらく続けていたそうです。


以下↓、本人には了解を得て書いています。

このコミュニケーション講座の前には
大きな声の出し方など表現方講座も通ったそうです。

講座ではクール(自分を語らず)に振舞っていますが
今の自分を何とかしたい!!という想いがある事はよく伝わってきました。

ずっと年上のお姉さん達に囲まれて(笑)
5回コースの内容はすすていきました。
Aさんは、楽しい事はない。TVを観ても面白くないし
何も感じないといいます。
そんな自分も、小学生の頃は明るかったのだとか。
その頃の自分に戻りたいとも話してくれるようになりました。


2回目くらいだったでしょうか
帰り際に まるで思い出したかのように
「昔、いじめられてたかもしれない」と
軽いつくり笑顔で語り帰っていったAさん。

これは思い出したのではなく
ずっと話す時を待っていたのはわかってしまいますicon20
「やっと話せたね」という気持ちでいっぱいになりましたが
たった2時間半の講座。
講座内では、語る事は出来ません。

いくら気になっても続きは次週。


さて、3回目
二人で話す機会を持ちましたよ^^

すると、
中学校の頃、クラスの同級生が自分ばかりをいじめてきたそうです。
でも自分は何もできず、どうして自分ばっかり!なんで自分ばっかり?!と
それが積み重なっているうちに
対人恐怖症。。。。
自分の思いを伝えることもしなくなり
人と接するのがイヤになってしまったのだとか。


辛い思いをたんたんと語ってくれました。
まずそのことがすごい第一歩。
よく話してくれました!

「でもなぜ自分がそうされたのかがわからない」とAさんはいうのです。

そこで

私 「Aさん、何したい?」
A  「何でそうされたのかが知りたい。わかったら変われる気がする」
私 「そう、じゃ聞きに行こうか?」
A  「えっ もう今どこにいるかわからないし。。。。。」
私 「聞きにいけるよ、本人が今どこにいるかなんてかまわないの。聞いてみたい?」
A  「聞けるものなら聞きたい」


というわけで
エンプティチェアをやることにしました。

そしたらビックリすることがわかりましたicon08



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この記事へのコメント
続きが気になります(+_+)
Posted by キョウセイ at 2008年04月04日 22:13
キョウセイさん

いつもお世話になっておりますm(_ _)m
意外な答えでした^^
本人もびっくりしてましたよ。
Posted by じゃんねぇじゃんねぇ at 2008年04月08日 20:12
こんにちは

私は、コミュニケーションが苦手なのでこの講座のことがきになります。

じゃんねえさんは、色んなことされているんですね。
Posted by nonnkinaminnchi at 2008年04月12日 11:51
nonnkinaminnchiさん

気にしていただいて嬉し~いです♪
ワクワクできるもの、
間もなく提供できそうです^^
またご案内しますね~
Posted by じゃんねぇ at 2008年04月16日 01:21
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