子どもの遊び場に必要なのはAKB!?
先の記事の続きです
主任児童委員をしているので
いま子供の遊び場、子どもの居場所について大変興味のあった私。
行政ではなく個人で子どもたちの遊び場や
居場所を提供している「ゆめ・まち・ねっと」さんの活動は
実は今回を機会に知りました。
しかし、一度
HPをご覧ください。
とても興味深い活動をされています。
なかでも私は
「おもしろ荘」が面白そうで好き
今回のフォーラムでは興味のあった活動のお話を
直接たっちゃんから聞くことができて、
とても貴重な時間を過ごすことができました。
お声をかけていただきありがたかったです。
どうもありがとうございます!
チラシをいただいたとき
「子どもの遊びはAKB!?」というタイトルに
いったいどういうことなんだろう?
と想像がつきませんでした。
しかし講演が始まってそれはすぐにわかりました。
子どもの遊び場で保証したいことは
A・・・あぶない
K・・・きたない
B・・・ばかばかしい
だったのです。
あっ、これネタだからばらしたらまずかったかしら。。。
これには私、
頭にガツーンとある意味ショックを感じました。
私が考える遊び場は「安全安心」が必ず頭にあったからです。
講演を聞いているうちに「安心安全は」子どものためではなく
親や大人に都合の良いものだったんだと私は気が付きました。
また私がずっと感じてきた疑問もここでは数字で提示されました。
中学生の不登校生徒数
全国で何人いると思いますか?
あくまでも不登校を理由に30日以上休んでいる子どもの数です。
なーんと
全国の中学生3,410,000人中
93,000人
その内訳は
中1・・・21,000人
中2・・・33,000人
中3・・・39,000人
だそうです。
学生・生徒の自殺者数も
びっくりします。
いくら行政が手厚いサービスをしても
虐待も減らなければお母さんたちの不安も減らない
子どもたちの現状も変わらない
この生きにくさは
いったいなんなのかなぁと思わずにはいられません。
そこで投げかけられたのが
「地域の役割」
について
これも目からウロコの気づきがありました。
もしもね、近所のお宅のお子さんが
高校に入ったら髪の毛が金髪になっちゃった!
高校やめちゃった
子どもが生まれたみたい
なんてことがあったとしたら
どう感じますか?
小さなころからよく知っていて
うちの子供ともよく遊んでくれた
明るい挨拶をしてくれた
すごく人懐っこい子だった
ということを知っているのは近所のひとだけかもしれません。
学校では
反抗する
授業を妨害する
頭金髪だし
勉強できない
というその数年のことで
排除されてしまう立場かもしれない。
でも人間的にはどうなんだろう
中学や高校に行くと変わっちゃうのかな。。。
地域の良さは
「子どもの日常によく関わることができる」ことだ
とたっちゃんは話しました。
よく関わるとは長く関わることです。
長期にわたり見守ることができるのが
学校ではできない地域だからできること。
それと
こうも言ってました。
欠点、短所、苦手は誰でも指摘できるが
利点、長所、得意を知っていることは誰でもできることではないのだと。
支援するされる関係ではなく
地域において共に生きる関係へ
と最後に伝えていらっしゃいました。
まぁ。。初めに頭をがつーんとされ
目からウロコがポロポロと
何枚ついてるんだ!と聞きながら思っちゃいました。
残念だったのは
これから子育て支援に力を入れるとしている
地域の方々がいらっしゃっていなかったこと。。。
なんだろなぁ
告知の問題か?
たっちゃんの話を聞くと
これが自己肯定感情を作る根底なんだと思いました。
小さい時からの積み重ね
周りからの肯定
自分もできる!の自信
怒っちゃう子育て
虐待
問題はいくつもありそれらの対処法も肝心
でも根底作りは意外と見落とされているかもしれないなぁ
なんて思っちゃっいました。
これらは私の個人的な感想
私が何ができるか
小っちゃいことから見つけてみようっと。
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