
今年の4月に「和」と「カラー」のコラボレーション『モノトーンの神秘』での講師をしていただいた書道家
土井汀花さんの福南会書展が現在浜松の静銀ギャラリーで開かれています。
今回で20回目をむかえた書展のテーマは
~顔真卿を学ぶ~でした。
顔真卿は今から約1300年も前の書道家さん
素人の私の感想ですが、
書かれた楷書の字が今どき?の丸みを帯びた字でなんとも味わいがあります。
今回の書展では、生徒さんが顔真卿を何人もで書かれていました。
はじめはサラッと見ていた作品でしたが
汀花さんが
顔真卿について説明をしてくださった後は
一つ一つをとても興味深く見ることが出来ました。
丸みを帯びた字にはコツがあって
そのコツも実際に書いて見せてくださったので
とてもわかりやすく、またその視点で作品をじっくり見ることが出来ました。
また会場には、汀花さんの書かれた作品で
立体的に見える書がありました。
面白いことに書いた筆順が浮かび上がっているのです。
普通は一筆目の上にニ筆目の線が乗るじゃないですか
当たり前のことなのにそうじゃないのです。
一瞬、上から書いた?それとも逆に書いていった?
それとも切り抜いて貼ってるの?
と色々想像する見ていて不思議な作品
その秘密も会場で教えてくださいました。
書道って面白いです。
私もやってみたくなりました
さて、書展は今月の15日(日)までやっていますので
興味のある方は足を運んでみることをお薦めしたいです。
会場:静銀ギャラリー「四季」アゴラ浜松ビル8F
時間:AM10:00~PM5:00(15日はPM4:00まで)

汀花さんと友人と
