じゃんねぇのマナー講座vol.28

じゃんねぇ

2006年05月29日 10:00

身のこなし(態度)

じゃんねぇのマナー講座vol.26の記事より

チェック2 相手との位置関係は?
     Aさんの(正面・横・斜め・後ろ)どこに立っていますか?

↑ラズベリーの花
「相手のどこに位置するか」で、印象を変えてしまうものです。
それを「空間の管理」といいます。

たぶん知らず知らずのうちに、自然と管理ができている方が多いように見えますが
どういうものなのか振り返ってみてください^^

相手の正面は 「理性の空間」

相手の斜め前は 「情の空間」

理性・情の空間以外の後ろの空間を 「恐怖の空間」

といいます。

「理性の空間」はいわば正面。緊張感を与える空間です。
面接に行った場合、面接官との位置関係はこの位置になりますよね。
金銭の授受や契約書のやり取りなど、重要な話ややり取りはこの空間で行いましょう。

「情の空間」は簡単にいうと斜め前になります。安心感を与える空間です。
人に声をかけるときには、圧迫感をも与え、緊張する「情の空間」から声をかけるのではなく
この「情の空間」から声をかけましょう。
レストランで注文するときに、聴き手のお店のスタッフの位置は必ずこの位置ですよね^^
話が長くなる場合(説明など)、いろいろとお尋ねする場合もこの位置にたちます。
あっそうそう、彼、彼女とデートにいく場合、この位置のほうが親しみやすさを感じさせますから
そういう位置に座るようにするといいですよ。

「恐怖の空間」は「情の空間」より後ろ です。
この空間が一番大きいのですが、人に声をかけてはいけない空間です。
「どーしてー?」という方は二人で実験してみてください。
  ・一人Aさんがもう一人Bさんの後ろにスタンバイする。
  ・BさんはAさんの左右どちらかの肩を軽くたたき名前を呼ぶ。
できれば、立場を交代して実験してみてください。
なぜ、声を後ろからかけてはいけないかがわかると思います。
コレで感じることのできなかった方は、お知らせください。
感じられなかった方は、察知能力が少し落ちているかもしれません

というわけで
ついつい後ろから声をかけるクセのある方は、ご注意くださいね。
オフィスでPCに向かって作業をしている人の後ろから
突然声をかけたり、肩に手をかけたりなどは御法度です。
声をかけたい場合には、情の空間に入って、相手の視線の中に入ってから声をかけましょう^^


これらを「空間管理」といいます。






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